2015/11/24
社内SNS「Talknote」がビッグデータ解析を利用した新機能を追加。社員のコンディション変化を早期に発見し、ストレスチェックを補完
トークノート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小池温男)は、社内SNS「Talknote」(http://talknote.com)の新機能として、社内SNSに蓄積されたビッグデータを解析する事で実現した「アクションリズム解析」の提供を開始いたします。本機能は、行動変化の背景には気持ちの変化が起こっているという前提に基づき、日々行われる社内SNSへのアクセス時間帯、投稿の量などの傾向をアクションリズムとして観測。メンタルヘルス不調や退職意向などに繋がる可能性のある気持ちの変化を早期に発見します。
社内SNSでの行動データから社員毎の標準的なアクションリズムを抽出。大きなリズムの崩れが一定期間継続したタイミングを変化の兆しと捉え、管理職や人事担当者など指定した任意の特定メンバーへ通知します。早期にフォローやヒアリングを実施することで、顕在化前の退職意向やメンタルヘルス不調を未然に防ぐことが可能となります。
注意が必要なメンバーが発見された場合、人事担当者や管理職など事前に指定した管理者にメッセージが届く
背景
厚生労働省が、50名以上の企業に対してストレスチェックを義務化するなど、増加するメンタルヘルス不調に対しての対応は重要度を増しています。更に、メンタルヘルス不調に限らず、退職意向に繋がるモチベーションや会社へのロイヤリティの低下といった社員の気持ちの変化は、組織の拡大にともない目が行き届かなくなることに加え、他人からは進行が見えにくい場合も多く、属人的なアプローチでは対応に限界があると考えています。
開発の考え方
そこで、人的なフォローとビッグデータ解析を利用したアプローチを組み合わせる事で、俗人的なアプローチだけでは対応しきれなかった課題が解決できると考えました。日々の社内コミュニケーションのインフラである社内SNSに蓄積される行動データをアクションリズムとして観測、解析することで、気持ちの変化の兆しが発見できるようになります。その変化の兆しに対して個別フォローを実施することで、メンタルヘルス不調や退職意向といった問題を、未然に防ぐことが可能になります。
「アクションリズム解析は、自宅の警備システムに近いイメージのものです。自分では目が届かない部分を、機械が常時監視してくれて、危険の兆しを知らせてくれる。心配だからといって、ずっと自分の目で見張っていることはできない。外出もするし、睡眠も取らないといけない。ただ、危険を察知した後、その危険に対処できるのは機械ではなく人です。機械と人が適切な役割分担で、大切な自宅を守っている。アクションリズム解析もこのようなものです。一社でも多くの企業にTalknoteを導入し、アクションリズム解析を活用して大切な社員を守っていただきたいと思っています」と弊社代表取締役、小池は語っています。
今後は、人工知能の利用も視野に入れ、アクションリズム解析をより価値ある機能へと進化させていきたいと考えています。そして、既存利用企業への提供価値の向上に努めるとともに、新規利用企業の拡大へ向け、アクションリズム解析の対象範囲を個人だけでなく組織単位へも広げ、組織の健康状態の診断への応用も含め検討・開発を進めていきます。
アクションリズム解析 提供開始日
11月25日より全利用企業に対して提供予定
【Talknoteサービス概要】
http://talknote.com/product
[PDF] 社内SNS「Talknote」がビッグデータ解析を利用した新機能を追加 社員のコンディション変化を早期に発見し、ストレスチェックを補完