「社内の情報伝達をよりスピーディにし、現場の実行レベルを高めたい」
「社内コミュニケーションのスピードや質を上げたい」
「そのために社内コミュニケーションツールを比較したい」
このようにお考えの経営者・人事の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで本記事では、社内コミュニケーションツールの比較や事例を詳しくご紹介します。
- さまざまな社内コミュニケーションツールの特徴がわかる
- 社内コミュニケーションツールの比較ができる
- 社内コミュニケーションツールのデメリットがわかる
社内コミュニケーションのツールはさまざまなものが世に出ています。自社の目的やツールの特徴など、比較・検討する材料があろうかと思いますので、ぜひ本記事を参考になさってみてください。
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【比較表】社内コミュニケーションツール5選
【本題】社内コミュニケーションツール5選
ではさっそく、社内コミュニケーションツールをご紹介します。ここでは、とくにオススメしたい「5つ」のツールをピックアップ。
自社でのツール導入をご検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Talknote
まずは、弊社が提供する社内コミュニケーションツール、Talknote(トークノート )をご紹介させてください。1,000社以上の企業様にご利用いただいており、飲食・小売・製造・IT・医療など、業界を問わずご好評を頂戴しております。
Talknoteには、社内コミュニケーションを円滑にするために、細やかで頻繁なやり取りができる仕組みが勢ぞろい。
会社によって、「成果の上がらない部署がある」「情報の抜け漏れが起こりやすい」「事務に時間を割かれて業務に集中できない」など、さまざまな悩みがあるはず。Talknoteは、そういった悩み解消のサポートにも役立ちます。
- アクセス時間や投稿量がわかる「アクションリズム機能」
- 社員の働きすぎを防止する「オーバーワーク機能」
- よくメッセージをする「上位10人」を閲覧できる機能
- 既読・未読機能
- 好きな投稿にいいね!を押せる「いいね!機能」
- ファイルは500MBまで対応
- 過去の投稿の検索機能
- 導入時に「専用コンサルタント」がサポート
- PC・スマホ・タブレットなど全端末対応
- PCはWeb版、スマホはアプリで利用可能
多様な機能をそろえていながらも、インターフェースは非常にシンプル。「直感的な操作性」を重視して開発されているため、若手メンバーから年配社員まで、どんな年代でも簡単に使えるでしょう。定着もスムーズです。
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Talknoteの機能やテレワークでの活用例など、デモ画面とともご説明します。
まだ検討段階という方も歓迎ですので、お気軽にご参加下さいませ。
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【こんな方にオススメ!】
・テレワークの導入を検討している方
・テレワークで起きている問題について相談したい方
・色々なツールを比較してみたものの、違いがよく分からない
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Slack
アメリカに拠点を置くスラック・テクノロジーズが展開する社内コミュニケーションツール、Slack(スラック)。
チームのメンバーが自然に集まり、一緒に働くワークスタイルをサポートする機能が充実しています。あたかも「対面」で話しているかのように効率的な、オンラインコミュニケーションが可能です。
スラックにおけるメッセージのやり取りは「チャンネル」にておこなわれます。
- チャンネルで構成されるハブ「Slackワークスペース」
- 共通チャンネルの利用によって社外の人とも気軽に話せる
- 過去のチャット内容も検索可能
- 他アプリとの連携
- 音声通話やビデオ通話
社内での利用はもちろんですが、社外とのやり取りも最適化されているのが強みといえるでしょう。会社だけでなく、フリーランスのユーザーからも支持されています。リモートワークの「ハブ」として役立つツールです。
【参照】 Slack
Chatwork
株式会社Chatworkが運営する社内コミュニケーションツール、Chatwork(チャットワーク)。
「ビジネスコミュニケーションをこれ一つで」というテーマのもと、メールや電話、会議、訪問など、あらゆるビジネスシーンで必要なコミュニケーションを効率的にするツールです。
- ファイル送受信の容量制限なし
- チャットで発生するTo Doを管理できる「タスク機能」
- ビデオ/音声通話が可能
- サーバーとの通信がすべて暗号化
- 対話型のボット機能
- GmailやGoogleカレンダーと連携
メールや電話といった従来の連絡手段が一元化されたようなツールです。
また画像や動画、文書ファイルなどのデータ送受信が無制限となっているのも強み。セキュリティ面の安全性も高く、信頼できる社内コミュニケーションツールといえるでしょう。
【参照】 Chatwork
LINE WORKS
大手SNS「LINE」を運営するワークスモバイルジャパン株式会社が展開している社内コミュニケーションツール、LINE WORKS(ラインワークス)。
通常のLINEと同じインターフェースとなっているため、「LINEのビジネス版」と捉えるとわかりやすいでしょう。
- LINEおなじみの「スタンプ機能」
- LINEと同じ感覚で使えるUI
- 掲示板・カレンダー・アンケート機能
- 安全性の高い「日本国内のデータセンター」からサービスを提供
- PCやスマホなどの端末紛失時のアカウント削除機能
トーク画面やスタンプ機能がほとんど変わらないため、プライベートでLINEを使っている場合、ツールの切り替えがスムーズに進むのがメリットです。
社内コミュニケーションツールの導入に抵抗がある、いち早くツールを会社に浸透させたい、と考えている企業にはオススメといえるでしょう。
【参照】 LINE WORKS
WOW talk
ワウテック株式会社が展開する社内コミュニケーションツール、WOW talk(ワウトーク)。「ビジネスシーンの ”コミュニケーションの壁” をゼロに」というミッションのもと運営されており、業務効率アップや大幅なコストカットを期待できるツールです。
- @(アットマーク)を使ったメンション機能
- 既読/未読マーク
- トーク履歴の検索
- シンプルな文字・キャラクターのスタンプ機能
- 投稿記事の全文検索
- タスクの期日が通知される「アラート機能」
- 最大200人までのグループ音声通話
- ログイン状況の確認機能
- 外部サービスとの連携
トークやグループなどシンプルなUIが特徴的で、ビジネスシーンに「あると便利」な機能が充実。ツールが定着するまでにかかる時間的・経済的コストの削減にもつながるでしょう。
【参照】 WOW talk
【事例】社内コミュニケーションツール活用成功事例
続いて、社内コミュニケーションツールの活用事例を見ていきましょう。ここでは、弊社が提供する社内SNS「Talknote」を活用した企業をピックアップしています。
【事例1】株式会社セキグチ
株式会社セキグチは、1918年の創業から、100年にわたってキャラクターのぬいぐるみ・人形・オルゴール・雑貨などを製造販売する会社です。1974年に同社で誕生したオリジナルキャラクター「モンチッチ」は、今や世界各国で愛されています。
同社では、ぬいぐるみや人形などを扱っていることから、「何気ない気づき」が製品開発のアイデアに結びつくといいます。しかし以前までは、そうした気づきを共有する場がなく、社員が皆モヤモヤした中で仕事を進めていたそう。
そんな状況を打開するべく、Talknoteを導入することに。
- 「非公開のグループは作成しない」と決め、情報のオープン化をはかった
- 全社員が気軽にアイデアを投稿できる「企画アイデアバンク」というグループをつくった
- 自分が関わっていないグループの閲覧を可能にしたことで、部署を超えた意見交換もおこなわれるようになった
グループ機能をうまく活用することで、社内情報を「見える化」し、社内コミュニケーションを盛り上げた事例です。
【参照】 [活用事例] 株式会社セキグチ
【事例2】株式会社オアシスライフスタイルグループ
株式会社オアシスライフスタイルグループは、「衣・食・住に特化し、日々の生活にときめき・うるおい・安心をプラスする」をテーマに、飲食事業をメインに展開する会社です。
以前まで、50%近くの離職率があったという同社。情報が属人化していたことで社員同士に「認識のズレ」が生まれており、社内コミュニケーションに対して危機感を抱いていたそうです。
そんな状況を打開するべく「Talknote」の利用を開始。
- チャットでの「いいね!」数を評価の対象にし、社員のモチベーション向上につなげた
- チャット上で「日報」の投稿を習慣化させたことで、他メンバーの思考や行動を把握できるようになった
- 全社員の投稿の「見える化」によって、チームとしての一体感が増した
情報のオープン化はもちろん、いいね!機能の活用によって社内コミュニケーションを円滑にし、社員のモチベーションを高めた事例です。
【参照】 [活用事例] 株式会社オアシスライフスタイルグループ
【事例3】株式会社朝日広告
株式会社朝日広告は、求人広告をメイン商材とした広告代理店です。マイナビやリクルートといったメジャーな媒体から全国の地方媒体まで、幅広い求人媒体を取り扱っています。
以前まで、メールで情報共有をおこなっていたという同社。しかし、「1日休むだけで通知が400件溜まる」「メンバーの行動や案件の進捗が見えない」といった問題を抱えていたといいます。チームにおける「報・連・相」を円滑にするために、Talknoteの導入を開始。
- 仕事中は「LINEと社内メールを禁止」と決め、情報共有の円滑化をはかった
- お客様との打ち合わせの結果を共有する「アポ報告」グループの作成によって、社員同士が褒めあう文化が醸成された
- ありがとうを贈りあう「サンクス機能」の制度を設けたことで、チームの絆が深まった
【参照】 [活用事例] 株式会社朝日広告
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【HR TIPS】知っておきたい!社内コミュニケーションツールのデメリット
社内コミュニケーションツールには、情報伝達がスムーズになったり、社員のモチベーションが向上したりと、メリットがたくさんあります。
しかし、何においてもメリットとデメリットは存在します。「デメリット」の存在もしっかりと把握しておきましょう。具体的なデメリットには、以下のようなものがあげられます。
- 公私混同しやすい
- コミュニケーション疲れが生まれる
- 定着までに手間とコストがかかる
- セキュリティのリスクが伴う
社内コミュニケーションツールには、いつでも・どこでも・誰でも気軽に投稿できるメリットがある一方で、「公私混同しやすい」というデメリットもあります。
仕事とプライベートの境目がわからなくなり、四六時中メッセージを確認してしまう社員も出てくることでしょう。「返信しなければ…」という使命感に駆られ、それらは結果的に「コミュニケーション疲れ」につながります。
そのような状態を避けるためにも、使用時間などのルールを決めましょう。
また、ツールが定着するまでには「手間とコスト」もかかります。社員にツールの使い方を説明する研修、ツールの導入費や運用費など…。社内コミュニケーションツールは、ある程度の時間的・経済的コストを考えた上で導入するのがオススメです。
セキュリティ面も気をつけたいところ。なかには「機密情報」を扱うこともあるでしょう。投稿した内容が外部に漏れては一大事です。そのため、セキュリティのしっかりしたツールを選ぶ、リスクマネジメントをおこなうといった工夫をしましょう。
【まとめ】社内コミュニケーションツール
本記事では、下記の5つの社内コミュニケーションツールと事例をご紹介してきました。
- Talkonote
- Slack
- Chatwork
- LINE WORKS
- WOW talk
どのツールも、シンプルでわかりやすいUIが導入されています。
社内コミュニケーションツールには、スピーディーなチャット機能をはじめグループ機能、いいね!機能など、ビジネスに役立つ機能が盛りだくさん。社内コミュニケーションの質が求められる現代において、欠かせない存在ともいえます。
ぜひ本記事の内容を参考にしながら、自社にあった社内コミュニケーションツールを導入しましょう。
引き続き、本メディアでは社内のエンゲージメント向上に役立つ情報をお届けしていきます。